mclmcrrt7x.dll は、MATLAB および MATLAB Compiler がインストールされていない環境で、MATLAB Compiler が生成したアプリケーションを実行するために必要となるランタイムライブラリです。このライブラリは、通常 MATLAB Compiler Runtime(MCR) を設定中にインストールされます。
エラーが発生する主な原因として、以下の 2 つが考えられます。
1. MATLAB Compiler Runtime(MCR)のバージョン
正しいバージョンの MCRがインストールされていない可能性があります。 MATLAB Compiler で生成されたアプリケーションは、生成したバージョンのランタイムライブラリに依存します。
アプリケーションを生成した MATLAB のバージョンと同一バージョンの MCRInstaller.exe を実行したかどうか、ご確認ください。
2. Path の設定
MCRInstaller.exeを実行すると、環境変数PATHに自動的にパスが追加されますが、これが設定されていない可能性があります。
MCRInstaller.exeを実行していない場合は、ページ下部にある 関連ソリューション:MATLAB Compilerで作成したスタンドアロンアプリケーションを、非MATLAB環境で実行するための設定方法は(MATLAB 7.x)?の「2. 非MATLAB環境で、MCRInstaller.exeを実行します。」を参考にMCRInstaller.exeを実行してください。
MCRInstaller.exeを実行済みの場合は、環境変数PATHに次のパスを設定してください。
MCRROOT/<MCRversion>/runtime/<Arch>
※MCRROOT は、MCR Installer のインストールディレクトリを示します。
※<MCRversion> は、MCR のバージョンを示します。
MATLAB Ver. PATHの表記
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R14 v70
R14SP1 v71
R14SP2 v72
R14SP3 v73
R2006a v74
R2006b v75
R2007a v76
R2007b v77
R2008a v78
R2008b v79
R2009a v710
R2009b v711
R2009bSP1 v712
R2010a v713
R2010b v714
※<Arch> は、OSを示します。
CPU PATHの表記
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32bit win32
64bit win64
例えば、32bit版のMATLAB 7.4(R2007a)では、デフォルトのディレクトリにインストールした場合、次のPATH表記になります。
C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Component Runtime\v76\runtime\win32
なお、R2008a 以降では、MCRROOT のデフォルトは、以下のディレクトリです。
C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Compiler Runtime