macOS 版 MATLAB が使用している Java 仮想マシン (JVM) を変更するにはどうすればよいですか?
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MathWorks Support Team
il 16 Ago 2012
Modificato: MathWorks Support Team
il 27 Nov 2024 alle 7:19
macOS 版 MATLAB が使用している Java 仮想マシン (JVM) を変更するにはどうすればよいですか?
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MathWorks Support Team
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Modificato: MathWorks Support Team
il 27 Nov 2024 alle 7:19
Intel 版の MATLAB
macOS 版の MATLAB は、R2013a 以前ではシステム全体の Java 仮想マシン(JVM)を使用し、R2013b からR2019b では MATLAB に同梱された JVM を利用します。R2020a 以降は OpenJDK Java 8 に対応し、R2023a 以降は OpenJDK Java 11もサポートしています。
Apple シリコン 版の MATLAB
R2023b 以降、ネイティブの Apple シリコン版 MATLAB は、Mac に Java ランタイムがインストールされている必要があります。Amazon は、Amazon Corretto 11 の一部として無料で利用可能な適切な Java 11 JRE を提供しています。詳細については、以下の MATLAB on Apple Silicon Macs のページを参照してください。
MATLAB は、これらの指定されたバージョンの JVM ソフトウェアのみで完全にサポートされています。異なるバージョンの JVM ソフトウェアを使用すると、一部のコンポーネントが正常に動作しない可能性があります。例えば、MATLAB で使用されている JVM ソフトウェアとは異なるバージョンで作成された動的リンクライブラリの関数を呼び出すと、セグメンテーション違反 エラーメッセージが表示されることがあります。
MATLAB で使用される JVM を変更する方法
R2021b以降MATLAB の Java のパス設定に関する以下のドキュメントページを参照してください。
注: MATLAB_JAVA が jenv/matlab_jenv の両方に設定されている場合、MATLAB_JAVA が優先されます。
export MATLAB_JAVA=<JRE パス>
この設定は、そのシェル ウィンドウから起動された MATLAB に適用されます。
csh または tcsh シェルでは、"setenv" コマンドを使用して MATLAB_JAVA 環境変数を設定します。例:
setenv MATLAB_JAVA <JRE パス>
このコマンドは、新しいシェル ウィンドウごとに実行する必要があります。
MATLAB が正しいバージョンの JVM ソフトウェアを使用していることを確認するには、MATLAB プロンプトで次のように入力します。
>> version -java
MATLAB が MATLAB_JAVA の値を使用していない場合は、ログアウトして再度ログインが必要になる場合があります。
MATLABが他のシステムで使用する JVM を変更するには、以下のリンクを参照してください。
Windows
Linux
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MathWorks Support Team
il 16 Ago 2012
MATLAB は Apple 社 Mac OS X 以外のすべての OS 上では、1 つの特定のバージョンの JVM を使用して開発されています。(Mac OS X システムでは OS により提供された JVM を使用しています)。
このため、MATLAB は、このようなバージョンの JVM のみ完全にサポートします。異なるバージョンの JVM の場合、正しく動作しない可能性があります。例えば、異なるバージョンの JVM により作成されたダイナミックリンクライブラリ (DLL) 内の関数を使用する場合、MATLAB のクラッシュや強制終了の原因となる可能性があります。
異なるバージョンのJVMを選択する場合、
- 使用するバージョンの JVM ランタイムのパスをルートディレクトリとします。
- 環境変数 MATLAB_JAVA をこのパスに設定します。
注意 1
Mac OS の場合、MATLAB_JAVA 環境変数は変更することができません。
注意 2
JVM のアーキテクチャーはインストールされた MATLAB と合わせる必要があります。例えば、64-bit 版 MATLAB を Windows にインストールしている場合、64-bit 版 Windows 用の JVM が必要となります。MATLAB がどのアーキテクチャー用としてインストールされているかを確認するには、以下のコマンドが使用できます。
computer('arch')
JVM のインストールには、JRE (ランタイム)か, JDK (ランタイム+開発環境)の2通りがあります。MATLAB_JAVA の環境変数はランタイムのルートディレクトリを示しますので、JDKをインストールした場合は、サブディレクトリを指定する必要があります。まず、rt.jar という名前のファイルを探します。rt.jar が含まれるディレクトリを含むディレクトリ(2階層上)が環境変数の指定に必要なディレクトリになります。
例えば、rt.jarファイルが以下のパスにある場合、
C:\Program Files\Java\jre6\lib\rt.jar
MATLAB_JAVA には以下を設定します。
C:\Program Files\Java\jre6
注意3
Unix/Linux にて JVM パスを設定するには、UNIX のシェルをひらき、以下のコマンドを実行します。
$locate rt.jar
rt.jar ファイルが存在するパスが出力されます。使用するバージョンの JVM を環境変数 MATLAB_JAVA に設定します。
たとえば、rt.jar ファイルが以下のパスに存在する場合、
/usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk-1.6.0.0.x86_64/jre/lib/rt.jar
MATLAB_JAVA は以下のように設定します。
/usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk-1.6.0.0.x86_64/jre
MATLAB_JAVA を設定するためのステップは以下の通りです。
Windows の場合:
*****************
1. [スタート]の[コントロールパネル]を選択します
2. [システム]を選択します
3. [詳細設定]タブの[環境変数]ボタンをクリックします
4. システム環境変数に、変数名: MATLAB_JAVA の環境変数を追加(編集)し、値に JVM のパスを入力します
UNIX/Linux の場合:
*****************
csh, tcsh の場合、SETENV コマンドを利用して MATLAB_JAVA の環境変数を設定します。
setenv MATLAB_JAVA <path to JVM>
bash の場合、EXPORT を利用します。
export MATLAB_JAVA = <path to JVM>
確認するには以下のコマンドを使用します。
version -java
これらの設定を行った後、コンピュータを再起動します。
より以前のバージョンについては以下のリンクに情報があります。
また、関連ソリューションもご覧ください。
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